劇団め組

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はだかの王様

昔々、ある国に新しいきれいな服が大好きで、星の数ほど服を持っているおしゃれな王様がいました。その王様のもとへ仕立て屋をよそおった二人のいかさま師がやってきます。彼らは”なまけ者や、心のきたない人には見えない不思議な服”を作ることが出来ると言います。それを聞いた王様は大喜びで注文します。

しかし、それは真っ赤なウソ!

目の前にあるはずの布地が王様の目には全く見えません。王様はうろたえますが、大臣たちの手前本当の事は言えず、なまけ者や心がきたないと思われたくない一心で見えもしない布地を褒め上げます。大臣たちも自分たちにには見えないものの本当の事を言い出すことが出来ませんでした。
とうとう王様は、見えない服を身にまとい、はだかで町を行進することになるのです。町中の人たちもなまけ者と思われてはいけないと、同じように衣装を褒め称えますが、王様を見て一人の少年が叫びます。

「王様は、はだかだ!!」

さぁ、本当のことを言ってしまった少年は、どうなってしまうのでしょう!?

原作:ハンス・クリスチャン・アンデルセン
上演時間:60分
低学年(1年生〜3年生)向け作品

「はだかの王様」は、1837年にデンマークの童話作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセンが発表したお話です。誰もが知っているアンデルセン童話の世界に、歌や踊りを盛り込んだ楽しいお芝居です。少年を通して真の勇気とは何かを問いかけ、子供の純粋な姿に感動をうける作品です。

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